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短歌工房
天に雪、地に塩、風の舞う墓場 いずれ心に花も降るらむ
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2007/12/15(土) 16:56:20| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
火の色の秋
ひさかたの光のどけきゆえ多忙 『若草物語』なども視ながら

溶岩の隙間に生まれた鳥の子が 雪降る湖の雪を見ている
ゆすりかの幼虫がいて殻を脱ぎ 蚊柱となる外つ国の湖
ストーブや焚き火が好きで洋燈や篝火も好き 火の色の秋
その切なさがいちいち私にはわかりそれでいてただ通りすぎている
逆らおうという心さえなくなってすでに長病む心であるよ

添削を受けた短歌を自歌などと呼べる心の疑わしくて
押し込められたというのは原武史氏の説ではあるが説得力を持って昨今
背景としての自由の時代も遠ざかり 遠眼鏡にて見てもなお遠く
その前後、大正デモクラシーの時代、銀座にはモボ・モガ 阪神間には阪神間モダニズム
思えばあの大正天皇は押し込められ彼の時代の自由も終わり
2006/10/25(水) 11:21:49| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
秋空なれば

眠れない夜のためにはミステリーよりもよく効く星座の話
大丈夫大丈夫なんて言われたくないだろうけど大丈夫(ダトオモイマスヨ)
大切なものは平衡感覚と希臘の酒盃や李朝の壷が
「通常の波形と異なる地震波」の第2回目を感知したという
時空間移動するだけ 死んだってつまらないから生きていましょう

秋の日の薄桃色の雲見えて夕暮れは来る雪の山頂
北朝鮮の核実験が実施され この秋の日の青空の下
ロシアでは記者が殺され日本でもいつしか消えているものがある
秋晴れとはこのようなものなのか 風はさやかに赤とんぼ来よ
真っ青な雲一つない空でありただそれだけの晴天である

社会的適応をして私は大事なものを棄てて来ました
中天に十五夜の月かがやいて 喪の日からはや一年が過ぎ
雨上がりの川を小白鷺が歩いている いつのまにかそんな季節に
重力の違いであったという説明 その大きさが決めた運命と
なんとなく命からがら生きているような昨今 雨は激しく 

アメリカの轡しっかり嵌まっている <言わない>総理はとてもおとなしい
水面には波紋広がる 水馬、蜻蛉、蛙、井守よぎった
私はどう生に関わり私の生はどう私に刻印されているか 書くことはそれを知ること
フロンティアだったメイフラワー号だった水平線にマストが見えた
屈託がないと言っているSさんやFさんの方がずっと屈託がない

そのように離れる思いだけがあって雲は流れる光り播きながら
突然に絶望的になることがあります歌から離れます
「駄目教師はやめていただく」(まず最初に愛国心の無い教師から)
IDは不在、でもそこにいた人の言葉を信じています
抵抗の手段としては弱すぎる もちろんそういうことはあります

秋の日の玉蜀黍畑の黄金の風 鳴沢村字ジラゴンノの風
さて今日は九月最後の土曜日です 「罪と罰」など観ているのです
平凡にただ悲しげに今日の空 秋空なれば翳りやすき陽
秋色の紫陽花があり夕暮れの川のほとりに白い彼岸花咲く
現実を突き抜けなければ現実は見えないというパラドックスが

無重力空間までのあと一歩 強引に今、風を切る音
「美しい星」や「音楽」書いた人、三島由紀夫の憂国の季節
<綺麗は汚い、汚いは綺麗>お芝居の中だけの台詞と思った
殺人の時効制度に意味はなく廃止にするのが妥当と思われ
警察の無能のせいで結果的に時効になった時効など無効
2006/09/29(金) 18:26:34| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
『日曜日の朝』
モスクワとぺテルブルクを行き来する 孔雀時計は三時で止まる
この世にはとても幸福な人がいて祝福された人たちがいて
いつまでか此処に彼処に飛び散らう魂の幾つか 青蛍となむ
時折は紙片のような蝶が来て 遥かな時を伝えてくれる
骨董の値打ちはひとつ今を生き今を感じる器であること

空木咲く季節にいつかなっていた 花明かりする上水の道
霧雨が上がれば夏の上水か 夏の扉が開く雨の朝
双頭の鷲の国から流れ出て薔薇の刻印背にさまよって
雪の降るぺテルブルクの片隅で1907年と刻印されて
クレムリン宮殿のあの葱坊主 騎馬連隊の青い制服

死の方はできれば御免蒙りたく されど我儘通り申さず
私は多分望んでいるのでしょう 夢の中なる一生午睡
選べば選べるかもしれない 「生涯連休」望まれますか
まだ蕾、蕾ばかりの紫陽花と 蝸牛這う櫟の若葉
六月はまだ紫陽花の片陰に眠り 漠然と不安のみ白く

新しい地平が現れても黄昏はここに 紫に空を染めて
退屈な午後ひとときの軽やかさ小曽根真の<ジュノム>カデンツァ
何か一つ突き抜けてゆくその時に手応えがある硬質の触感
『日曜日の朝』という絵の六匹の猫と出会った秋の日の画廊
踏み潰す相手がだんだんなくなって巨象の大足置き場所に困る

次期総理に安倍氏がなれば明らかに危険が増すと思うしかなく
ちゅんちゅんと雀が鳴いて薔薇咲いて良い雨が降る五月の朝
そのように過ぎてゆく日のありやなし 武蔵野の果ての逃げ水
あれは夢?そう夢だった何もかも全ては夢の出来事だった
福音書の一節に言う忘れがたく <怒りのために罪を犯すな>

重なって重なってゆく音韻のさやかに平安京の名残りの
琴弾浜その白砂の白よりも白き馬立つ八朔の馬
海辺には海辺の町の風習が 端午の節句と馬の節句と
馬節句、白馬の節句 八朔の団子の飾り馬の懐かし
帯止めになった私のお祖母さん 箪笥の一番右の抽斗

白珊瑚 珊瑚の海の薔薇の精 小さなピアスになってしまった
海蛍、いいえ私は蛍烏賊 青く光って漂う生体
ウニ、ヒトデ棘皮動物荒金の針千本に似ぬ柔らかさ
烏が鳴きまた現実が戻ってくる カクレクマノミ隠れ家は無し
足跡のほかには何も残さない その足跡も波が消し去る
相変わらず
重いJUGEM こちらに引っ越そうかな。。