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短歌工房
宙の井戸
新月のおおつごもりの夜にして 静かに溢れているだろう宙の井戸
満天の星空の下ひっそりと息をひきとる冬の鳥獣
車道には轢かれて死んだ猫の死体 九道の辻に舞うつむじ風

救われぬ一人であれば満身創痍 三日月がまた昇り始める
この国の悲惨極まる年の暮れ 救われぬもの救われぬまま
mixiもそろそろ入って半年くらいになるかしら流星のように過ぎてゆく人影
かと思えば《uni》という人もやって来てこちらは母校つながりらしくて
白黒の模様は何の貝合わせだったか思い出の中の時間割

《su》という人の浅蜊の写真が可愛くて見てしまうプロフィール写真
四分儀座流星群が現れる一月四日 戌年の初め
安心して溶けてゆけるよ消えられる何にもなかった頃の無心に
何もする必要が無いということが解り非常に安心する雪だるま

結局は横着なだけなんだわと知る 私には気持ちが無いのだと
「若干の損害を蒙った模様」という 当日の新聞の中の広島
却下する この案件は無きものと 無条件降伏を受諾したその日
その声を聞いてみたくて書いてみる おそらくさらばさにあらばあれ
そんな時代など一度でもあるわけはないと闇の声

この国にかつて安寧あったという貪り殺しあう少し前
人生は運だし格差は必然と勝ち組経営陣の大笑
北海道、九州地区の悲惨など知らないこととあかねさす街
大都市の大企業から地方都市、零細企業までの螺旋図
再就職叶わぬ人が行き暮れて明日がなくても景気は上々

この町の商店街は次々と潰れていったけれども景気は上々
抑制をされている側 労働者側に立ってみれば 悪質な回復
それゆえに非常に質の良い回復 ゆるやかに今、川遡る
労働者コストが下がって景気は回復し金利の上昇はまだ抑えられ
明日死ぬ行路病者に保険なく家なく家族なく国は無い
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